社員紹介
「文系」でもモノづくりを
仕事にできる環境
A.T
マシニング製造課2グループ志望動機
ひとつのことに集中できる仕事を探しているなかで、モノづくりというジャンルに出会いました。文系出身の私にとって、「モノづくり」と「仕事」はまったく結びついていなかったので、そんな職業があることに驚きを感じると同時に、少し希望も見出しました。小学生の頃は図工が得意で、何度か賞をもらったこともあったんです。「性格的にも合うんじゃないかな」と思い、会社を探しているときにタマチ工業を知り、モータースポーツや医療関係の仕事をやっていることに興味を持ったのが、入社のきっかけです。
入社前の印象
面接中は、とても話しやすい空気をつくっていただき、緊張はあまりしませんでした。2度ほど工場見学をさせていただきましたが、工場内は想像していたよりもきれいでしたし、面接中も工場見学中も質問をすれば丁寧に分かりやすく教えてくれたので、印象はとてもよかったです。
文系出身のハンデはあった?
まったくの未経験者ですから、「なかった」と言ったらウソになります。先輩や上司から「○○を取ってきて」と言われても、その○○が分かりません。そのたびに「○○って何ですか」と聞いて、どんなときに使うモノなのかを教えてもらうという毎日。それでも、周囲の人たちは嫌な顔もせずに教えてくれるんです。それは、本当に有り難かったです。もちろん、私も、ひとつひとつメモを取って、そのメモを読み返しながら、部品や機器の名前、機械の使い方などを覚えていくなど、努力はしました。半年くらいで仕事の流れがだいたいつかめるようになり、1年ほどでサポートを受けずに一人で加工ができるようになりました。でも、今考えてみると、文系出身がハンデになっていたとは思いません。というのも、私たちの仕事は、やってみなければ身につかない仕事だからです。本を読むより、やってみて覚える。経験を積むことが、ステップアップにつながる仕事なんです。
現在の仕事内容
マシニング製造課の仕事は、レーシングカーのエンジンや部品をマシニングセンターという機械を使って製造すること。そのなかで私は、ヘッドシリンダーのシートやガイドの加工、トラクターのトランスミッションなどの部品の製造を担当しています。とくにトラクターのトランスミッションは90cmという大型のもので、ウチでつくっている部品のなかではいちばん大きくて重いモノなんです。もちろん、加工する機械も会社でいちばん大きい。その扱いを前任者から引き継いだのですが、今、この機械を扱えるのは前任者を除くと基本的に私一人なんですね。そんな他の人にはできない仕事をやらせてもらっているのは、モチベーションにつながります。もちろん、その分、負担が増えることもあります。納期に間に合わせるために、残業しなければいけないこともあるからです。でも、自分の裁量でスケジュールをコントロールすることはできます。私は、仕事後の自分の時間も大切なので、できるだけ早く仕事が終わるように心がけています。
やりがい
困難なことでも知恵を出し合ってひとつの製品ができたときは、やりがいを感じます。以前、他の機械ではできない大きさの複雑な製品を加工したことがあったのですが、それはとくに心に残っています。
タマチ工業ってどんな会社?
アットホームな職場で、話しやすい人が多い。日々の忙しい業務のなかで、年齢に関係なく、協力し合える仲間がいること、悩みを相談できる人たちがいることが、私にはとても大きな力になっています。
1日のスケジュール
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8:25 朝礼
業務報告の周知
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9:00 段取り
加工内容の確認
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10:00 休憩
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10:05 段取り
加工で使用する工具の準備
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12:00 昼休憩
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13:00 段取り
治具セット、加工物セット
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15:25 休憩
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15:35 立ち上げ
加工が正しく行われているか注意しながら作業する
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17:30 定時後休憩
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17:45 立ち上げ
加工物によっては定時間内で終わらないものもある