社員紹介
“自分の考え”が
カタチになって残る仕事
M.M
開発設計部志望動機
私は中途採用なのですが、タマチ工業はハローワークで就職活動をしているなかで見つけました。以前、モータースポーツに関わっていたことがあり、自動車部品をつくっているというところに興味をもったのが、応募の理由でした。一次面接も二次面接も、緊張していて何を話したのかも覚えていません。入社当日もすごく緊張していて、これからこの会社で働くのだという実感もありませんでした(苦笑)。
現在の仕事内容
1年目は検査の仕事をしていて、2年目からは現在の開発設計部で働いています。開発設計部の仕事は、社内設備の開発設計と、治工具(加工や組立のときに部品や工具の作業位置を指示・誘導するために使う器具の総称)の設計ですが、私自身は、現在、金属積層品の内部に残った再生利用可能な材料を回収する装置の開発を行っています。
やりがい
設計した装置や治具が、実際に利用されているところを見ると、やりがいを感じます。開発設計の仕事は、パソコンのなかでモノをつくり上げることです。つまり、モノはパソコンのなかにしかないんです。だからこそ、具体的なカタチになって目の前に現れたときには、感激もするし、ホッとして肩の力が抜けます。私は開発設計部に異動した半年後ぐらいに、社内の工場用のスロープの設計を任されました。私がメインとなって行う初めてのプロジェクトです。当時、富士宮工場の工場と地面には段差があり、重い自動車部品などは、一度台車から地面に下ろし、そこから改めて工場内に入れていたんです。でも、それでは効率が悪い。そこで富士宮工場の担当者から、工場用のスロープをつくってほしいという依頼が開発設計部に入ったのです。他のプロジェクトも進めながら、なんとか半年くらいで工場用のスロープを完成させたときは、「やっとできた」という安堵感がいちばん強かったです。でも、ある日、別の仕事で富士宮工場を訪れたときに、担当の人から「つくってもらったスロープ、使っていますよ」と言われ、使われている現場を初めて見ました。嬉しかった。自分が設計したモノが、カタチとなって皆さんの役に立っている。今も心に残っている仕事ですね。
タマチ工業ってどんな会社?
私が勤務する本社は人数も多くないし、社長や一部の営業さんを除いては、1日1回は顔を合わせる感じです。そのため、社員同士の距離感が近く、仲良くなりやすい環境だと思っています。また、「やりたいことをやらせてもらえる会社」だという話も、周囲の人からはよく聞きます。私はまだ何かを提案したことはありませんけれど、年齢や社歴に関係なく、重要な仕事を任せてくれる社風であることは、私自身も実感しています。
学生へのメッセージ
モノづくりの現場では、最初の構想が180度ひっくり返り、仕様がガラリと変わってしまうこともしばしばです。高い品質を求められる場面もあります。ですから、どんな人が向いているかと言えば、「我慢強くて、忍耐力があって、真面目にコツコツできる人」かな、と思うんです。すぐに結果が出るものでもないし、「折れない心」も大事。でも、こうした資質を何ひとつ備えていない私が、少しずつ成長を実感しながら、今、ここにいます。モノづくりの仕事は、大変ではあるけれど、魅力ある仕事なのかな、と今は思い始めています(笑)。
1日のスケジュール
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8:15 出社
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8:20 掃除
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8:45 グループミーティング
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9:00 設計
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12:00 昼
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13:00 組み立て
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15:30 休み
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15:45 サプライヤーへ外出
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17:30 休み
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17:45 設計
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19:00 退社