社員紹介
自分の仕事に「誇り」を
持てる場所
A.O
本社製造部 製造課 微細加工グループ志望動機
東京都立工業高等専門学校(以下、高専)の求人募集で、タマチ工業が自動車レース用のエンジン部品やロケット部品、木登りロボットの製作など、試作から開発まで幅広い分野の仕事を手がけている会社だということを知りました。そこに興味を感じたことと、もともと高専で学んだことを活かせる企業に勤めたいと考えていたことが重なり、応募を決意しました。学生のときから車やモーターサイクル、航空機といった乗り物の構造を調べるのが好きだったということも、「応募したい」という気持ちに影響していたと思います。
現在の仕事内容
レーザー加工機を使って、ステント(血管、食道、大腸といった体の管状部分を内側から広げる医療機器)や内視鏡の先端部分など、医療関係の部品を作っています。具体的には、お客様から預かったデータを元にプログラム作成、レーザー加工を施して仕上げをし、梱包するまでが私の仕事。業務は多岐にわたりますが、大変なところは「素材選び」「レ—ザー加工」「仕上げ」の3つです。入社当初は、「それっぽい形」をつくるだけで精一杯でしたが、上司や先輩たちが「最初はそれでいいんだよ」と言ってくださったので、あわてず、焦らず、力をつけていくことができました。ただ、モノづくりに近道はありません。それは、この仕事を始めて12年経った今も同じです。ようやくつくり上げた部品でも、テストでトラブルが発生すれば初めからやり直し。なんとか問題を解決してテストをしてみれば、今度は新たなトラブルが噴出する。そんなことの繰り返しです。回り道をしながらゴールに向かっていく。私たちの仕事はそういうものだと思っています。でも、そこがこの仕事の面白さでもあるんです。
やりがい
私は微細な品物の加工を担当しています。ですから、どこまで小さいモノを加工できるか、小さいモノをどのようにしたらきちんと仕上げることができるのかを考え、その結果、きちんとしたモノをつくることができたときに、いちばん充実感を感じます。
心がけていること
扱うモノが小さいため、「整理整頓」「清掃」「丁寧」は当たり前。このほか、「些細な変化に気づく観察」「結果から導かれる考察」「問題はすべて解決できると信じる心構え」の3つは、常に心がけています。
働きやすさ
私が入社したときよりも社内はさらにきれいになり、騒音も少なくなりました。少なくとも、「3Kではない」と断言できます。私が所属する製造部門は上司と部下の関係もよく、相談しやすい環境が整っています。私たちは、周囲の人たちの協力がなければ仕事はできません。問題の解決方法について上司と対立することもありますけれど、それで関係が悪くなるということもありません。熱く意見を戦わせた結果、2人とも間違っていて拍子抜けしてしまうことも、意外とあるんですよ。
タマチ工業ってどんな会社?
ありきたりな仕事ではなく、入社してすぐに責任ある仕事を任せてくれる会社ですね。実際私も、入社後半年で、当時最新だったレーザー加工機の扱いを任せてもらいました。導入されたばかりのレーザー加工機を新人に任せるなんて、通常は考えられないことだと思いますが、この会社はそういう新しいことに挑戦する社風なのだと感じました。じつはこの機械、私が入社する12日前に納入されたもので、言ってみれば“入社時期”がほぼ同じ“同期”なんです。付き合いも12年になりますが、今もよき相棒です。タマチ工業は、自分の仕事に誇りを持てる会社です。
1日のスケジュール
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7:45 出社
メール確認、1日の業務確認。
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8:15 清掃
1F工場。
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8:30 始業
工作機械の起動、測定器の起動。
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8:40 打ち合わせ
設計開発グループ、検査グループ、微細加工グループの全員と情報共有
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8:50 工場内作業
測定やレーザー加工、仕上げ
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12:00 昼食
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13:00 業務再開
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15:30 休憩
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15:45 業務再開
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17:30 休憩
ここで、全ての業務が完了していれば定時帰宅
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17:45 残業の場合業務再開
デスクワーク、見積作成など